“次は、何を咲かそう。”
これが私たち、北竜町の新しいキャッチフレーズです。
一人ひとりの小さな願い、わくわくするような夢、
みんなの想いと個性がつながりあい、互いの力となって、ともに大きな花を咲かせる。
失敗だって、成功の種として受け止めて、また次に向かって動き出す。
これから生まれる新たなチャレンジも、みんなで応援し、大切に育てていく。
一人ひとりの次の一歩が、希望に満ちたものとなりますように・・。
私たちは、ともに歩みを進めていきます。
さあ、
次は、何を咲かそう。
キャッチフレーズに込められた想い
北竜町が、旧ユーゴスラビアのひまわり畑にヒントを得て、およそ23ヘクタールの広大な丘を、ひまわりで埋め尽くすという挑戦を始めて、50年近い歳月が流れました。太陽を仰いで咲き誇るひまわりと、青い空が見渡すかぎりに広がる丘を、町民参加のもとでつくり上げ、そして今も大切に守り続けています。この風景は、これまでの、そしてこらからのたくさんの人々の営みとつながりによって、紡がれ続けていく私たちの宝物です。
そんなひまわりのように、一人ひとりの個性と咲かせたい想いを大切に、ともに育みながら歩んでいける。そんな町づくりを目指していくことが、北竜町らしい姿ではないか・・。そんな未来への想いを込めて、考え出されたのが「次は、何を咲かそう。」 という、あたらしいキャッチフレーズです。
一人ひとりの次の一歩が、希望に満ちたものとなるように。
このキャッチフレーズをスローガンに掲げ、北竜町は、町民の皆さんと、町に関わってくれるすべての皆さんとともに、歩みを進めていきたいと考えています。
人と自然の営みが咲かせるこの町の花
また、このキャッチフレーズを色と形で表現したロゴマークも、あらたにお披露目することとなりました。このロゴマークは、2025年にリニューアルされた、ひまわりまつりのシンボルマークをモチーフとしてデザインされています。
一つひとつが少しずつちがった形をした12枚の花びらが、ちがった重なり方をしながら、丸く大きな一つの花となって咲いている。これは、北竜町に住む一人ひとりの個性と、そのつながりを表します。また、一つひとつの花びらが持つ色は、北竜町の12か月それぞれのイメージカラーを表現しています。
個性を持った色と形が、途切れることなく重なって、丸くつながり合う。北竜町の人びとと自然、そして目指していく未来像を、まるごと表現したデザインに仕上がっています。
12か月の「色」が生まれるまでのストーリー
あたらしいロゴマークは、町のみんなで考え、つくり上げたいという想いに共感してくれたのが、協働するデザイナーチームです。12枚の花びらがつながり合うデザインを丁寧に組み立て、コンセプトを考え出してくれました。そして、仕上げとなる12か月のイメージカラーを決める過程の一部を、町のみんなで担うことに。
北竜町に暮らすみんなの想いと力を結集しよう! という、チャレンジのはじまりでした。
まだ色のないロゴマークを掲載したワークシートを、町民の皆さんにお届けし、それぞれの月の、この土地ならではの景色や、個人的に思い入れのある風景を思い浮かべながら、白い花びらに一つひとつ色を塗ってもらいました。
小さなお子さんには、保護者の方へご協力をお願いするとともに、学校では、先生方から児童、生徒の皆さんに行きわたるようにしてもらいました。また、各世代の大人たちが集う場所をリストアップし、色鉛筆を添えてお届するなど、一人でも多くの町民の皆さんに参加してもらえるよう工夫を重ねました。
さらに、真竜小学校と北竜中学校では、児童と生徒を対象に、東京のデザイナーチームとオンラインでつながり、色を考える授業形式のワークショップも開催しました。普段は出会う機会のないデザインのプロたちから、直接伝えられるデザインの目的や大切にしている想いに触れ、子どもたちも大いに刺激を受けたようです。想い描いた色を友達同士、またデザイナーたちと共有しながら、終始にぎやかな声が響きました。
「大好きな色を入れたい」と思った特別な5月、
雪解けとともに、空の青さに気づかされる6月、
緑の稲穂がゆっくりと色を変えはじめ、実りを予感する10月・・。
一年を通してこの町に暮らしてきた人びとにしか、見出すことのできない色との出逢い、
小中学生ならではの新鮮な視点と、自然の営みや季節の変化へのまなざしが「色」となって可視化される試みは、常にわくわくと感動の連続でした。そして、こうした取り組みが実現したこと、みんなで想いを共有し合うことができる環境そのものもが、北竜町の財産であることを再発見した機会でもありました。
回収されたワークシートをもとに、デザイナーチームと色の協議と選定を重ね、生まれたのが、北竜町のあらたなロゴマークです。このマークの中に、一つひとつ込められた想いと意味が、町民の皆さんの誇りとなり、また支えとなることを願っています。