季節は初冬を迎えました。朝晩の冷え込みも日に日に増していますが、冬支度はお進みでしょうか。近頃、日本の季節は「四季」から「二季」へと変わりつつあるとも言われます。確かに春や秋が短くなったように感じることもあります。しかし、北海道には今なお、はっきりとした四季があります。雪解けを待つ春、生命が躍動する夏、実りに感謝する秋、そして雪とともに暮らす冬。その移ろいの中で、私たちは季節ごとの知恵を受け継ぎ、互いに助け合いながら暮らしてきました。山を渡る風の匂い、黄金色に輝いた田んぼ、稲刈りを終えた後の静かな景色。そうした自然の営みとともに生きることが、北竜町らしさであり、私たちの暮らしの豊かさの原点ではないでしょうか。地方創生とは、誰かがつくってくれるものではありません。この地に暮らす私たち自身が、一歩ずつ築いていくものです。毎朝、子どもたちは元気に学校へ通っています。その姿を見かけるたびに、この町の未来への希望を感じます。
冬はもうすぐそこまで来ています。厳しい季節だからこそ、声を掛け合い、支え合う北竜町の温かさが一層感じられる時期でもあります。どうぞ健康にご留意いただき、ご家族や地域の皆様とともに穏やかな冬をお迎えくださいね。
令和8年11月1日
北竜町長 佐々木康宏